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病気について

脾臓の腫瘤(しこり)

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先週から今週にかけて、脾臓腫瘤の症例が2例続きました。1例はたまたま別の病気で検査をしていて発見され、もう1例は突然立てなくなり、検査の結果、しこりからお腹の中に大量出血を起こしているのが見つかりました。どちらも、脾臓を摘出する緊急手術を行いました。脾臓の腫瘤は高齢のワンちゃんで良く見つかり、原因は腫瘍や血腫など、そのもの自体は良性だったり悪性だったり様々ですが、いずれもしこりから大量に出血を起こす危険性があります。しかしながら、大量出血を起こさない限り多くのケースで無症状なため、発見が遅れがちです。よって、最低でも年に数回は、お腹の超音波検査を行っておいた方が良さそうです。

猫のリンパ腫

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先日、呼吸が苦しくて、元気も食欲もない猫が来院されました。この猫ちゃんは、既に猫白血病ウイルス(FeLV) に感染している事が分かっている猫ちゃんでした。胸水が貯留し、胸やお腹の中のリンパ節が多数腫れており、検査の結果、リンパ腫である事が判明しました。飼い主さんのご希望で、抗ガン剤治療を開始したところ、急速に改善し呼吸が楽になりました。完治するのは難しい病気ですが、少しでも長生きしてくれることを願っています。

歯周病

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先日、重度の歯周病のワンちゃんの歯科処置を行いました。残念ながら、多数の歯が既にグラグラ動揺しており、写真のように抜歯をせざるを得ませんでした。理想を言えば、若齢時から歯ミガキをして、歯周病を予防するのが一番なのですが・・・。

脂肪腫

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犬でよく見られる脂肪腫。脂肪腫は脂肪細胞の良性の腫瘍で、多くの場合、切除をする必要はございません。ただし、急速に大きくなる場合やできた部位が悪い場合は、切除する事があります。先日、脇の下にできた脂肪腫が急速に大きくなってきたということで切除手術を行いました。

乳歯遺残

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アメリカやイギリスなどと違い、日本で飼育されているワンちゃんのほとんどが中小型犬です。中でも、トイプードル、チワワなどの小型犬が過半数を占めます。小型犬の子犬では、本来、生後6ヵ月程度で自然に抜けるはずの乳歯が抜けずに、成犬になってもずっと残ってしまうことがよくあり、その残ってしまった乳歯は、他の永久歯の生え方に悪影響を与えたり、早期の歯周病を引き起こす原因になってしまいます。もし、乳歯が抜けずに残ってしまったら、抜歯(写真右下の長い2本の歯が、実際に抜歯した歯です)をおすすめしていますので、もし、該当するワンちゃんがいましたら、一度、歯科検診にお連れ下さい。

黒色便に注意!

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写真の様な黒い色の便には要注意です。これは胃や小腸からの出血を強く疑います。この便は、血液凝固異常のワンちゃんの便ですが、他にも胃や腸にできた腫瘍からの出血でよく見られます。ですから、このような色の便をしていたら要注意!精密検査が必要かもしれません。

健康診断のおすすめ

このところ、急な症状で来院し重病が見つかるケースが多く見受けられます。その中には、もっと早めに見つかっていれば良かったのに、というものも多く含まれます。病気の早期には、動物はなかなか症状を見せません。そのため、症状が現れた時には、病気が進行していることも多いのです。よって、元気な時にも、時々、健康診断をお受けになられることをおすすめいたします。

猫ちゃん、腸閉塞

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頻繁な嘔吐を主訴に来院した猫ちゃん。検査で小腸内に異物の閉塞が見つかりました。お腹を開けると、2つの異物が別々の部位に閉塞していました。手術で異物を取り出し、その後は経過良好です。動物は食べ物以外の物を誤飲してしまうことがよくあります。周囲にはなるべく余計な物を置かないように注意しましょう。

尿管結石、慢性腎臓病

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尿管結石に起因した慢性腎臓病の猫ちゃん。両側の尿管に結石が閉塞し、そのままでは亡くなってしまう、そんな時、専門医に尿管ステントという細い管を尿管に設置してもらい命拾いをしました。その後、猫ちゃんの生命力と、飼い主さんの献身的な看護のお陰で、様々な困難を乗り越え、長生きすることができましたが、先日、安らかに天国に旅立ちました。本当に、ご苦労さまでした。そしてありがとう。

異物摂取による嘔吐

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嘔吐の猫ちゃん。レントゲン検査で胃から十二指腸付近に細い針金の様な物が確認されました。飼い主さんのご希望で、まず内視鏡検査を実施しましたが、残念ながらすでに胃の中にはありませんでしたので、お腹を開けて、十二指腸内にひっかかっていた針金を摘出しました。術後の経過は順調です。異物摂取は動物でよく起こる事故なので、気をつけてあげましょう。

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