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病気について

大腿骨頭壊死症(レッグ・ペルテス病)

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右後ろ足をかばって歩いているという理由で来院したワンちゃん。身体検査とレントゲン検査で大腿骨頭壊死症(レッグ・ペルテス病)という病気が発見されました。右後ろ足は左側に比べて筋肉が痩せており、尾の方向に引っ張ると痛みがあったため、飼い主さんと相談して、壊死を起こしている大腿骨頭を切断する手術を実施しました。術後、すぐに痛みはなくなりましたが、かばって歩くことになれているため、これからリハビリを積極的に行っていきます。

胃内異物の内視鏡での摘出

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吐いているということで検査したら、胃の中に異物が見つかった高齢犬。友達の病院からの依頼で、内視鏡での摘出を試みました。一見、簡単に取れそうですが、なかなかそうはいきません。多少、苦労しましたが最終的に取り出すことに成功しました。これでお腹を切らずに済みました。

なかなか治らない角膜びらん

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目をショボショボさせるという理由で来院したワンちゃん。眼の検査で角膜びらん(角膜上皮の表層がはがれた状態)が発見されました。点眼薬による治療を開始しましたが、通常ならもう治っているはずなのに、全然良くなりません。再度、角膜の検査を行ったところ、角膜上皮の接着障害が確認されました。これは、本来なら下とくっつくはずの角膜上皮が、何らかの原因でうまくつかない状態です。治療を追加して行い、現在、良くなってきています。

猫白血病ウイルス感染症

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保護して飼い始めたという子猫ちゃんが来院しました。外見上は全く異常はなく、元気も食欲も良好でしたが、ウイルス検査で猫白血病ウイルスが陽性でした。今後、免疫の力でウイルスが体から排除されればいいのですが、持続感染の場合は、近い将来、リンパ腫や白血病、貧血、免疫低下などを発症する可能性が高いです。保護した時、既に感染している場合は仕方ありませんが、感染猫との密な接触で感染が起こりやすいですので、予防のためには外出させないことです。

犬の急性膵炎

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嘔吐し、元気も食欲が低下しているワンちゃん。来院時もとても調子が悪そうでした。おそらく入院治療が必要であろうということでしたが、まずは全身の検査を行いました。結果は急性膵炎。しかも、重症。犬の急性膵炎は比較的よくみられる病気で、幸い軽症例が多いですが、時にこの子のような重症例にも遭遇します。重症例は命にかかわりますのでとても怖い病気でもあります。嘔吐や下痢が見られ、元気や食欲の落ちているワンちゃんは、様子を見すぎないで、一度診察を受けて頂いた方が良いかと思います。

マダニの寄生

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先日来院した犬の皮膚に寄生していた、吸血中のマダニの写真です。草むらには、マダニが潜んでいる可能性が高いです。マダニの害は、皮膚炎という局所の問題よりも、むしろバベシア症、ヘパトゾーン症、ライム病、Q熱などといった、ダニ媒介性疾患です。人獣共通のものもあり飼い主様も注意が必要です。

顔面神経麻痺による角膜潰瘍

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右側顔面神経麻痺のワンちゃんで、瞬きがうまくできない事により右眼角膜の潰瘍が起こりました。一時的に手術を行いましたが、今は点眼薬で維持できています。普通なら眼をショボショボさせるなどの症状が出るはずですが、顔面神経麻痺の場合はそれが見られないので、悪化するまで発見が遅れがちです。

腎臓腫瘍による血尿

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先日、血尿が続くということで来院したワンちゃん。検査を進めていったところ、腎臓の異常が見つかりました。手術で腎臓を摘出して病理検査を行ったところ、腎臓の悪性腫瘍(腎腺癌)である事が判明しました。早期には何の症状もなく、尿色の異常もないので、時々、尿検査や腎臓の超音波検査を行っていないと早い段階での発見は難しいです。元気で食欲があり、特別な症状もない健康な動物の場合、なかなか検査をするきっかけがないですが、いろんな病気をなるべく早期に発見するためには、特に高齢動物では、少なくとも年に数回は、体の中の状態を検査した方がいいと思います。

循環器セミナー(心膜液貯留)

昨日は、午後の診察時間を少し短縮させていただき、有志の獣医師臨床研究会で定期的に開催している循環器セミナーに参加してきました。人と同様、ワンちゃんやネコちゃんにも様々な心臓病があります。昨日は、心臓の周りにお水がたまってしまう「心膜液貯留」についてでした。ふだんの診察で見ることは少ないですが、しっかりと勉強させていただきました。

外耳道全切除術

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4月に入り、忙しくてなかなかHPの更新ができず申し訳ございません。

さて、慢性外耳炎により外耳道が狭窄して、ほとんど閉塞してしまったワンちゃん。ずっと、外耳炎の治療を続けてきました。特に最近悪化してきたため、先日手術により外耳道を全部切除する手術を実施しました。耳は聞こえなくなりますが、日常生活はほとんど問題なく送る事ができますし、今後は耳の治療が必要なくなります。

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