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病気について

慢性腎臓病

犬でも猫でも高齢になると、ゆっくりと時間をかけて腎臓の機能が低下してくる慢性腎臓病の症例が増えて来ます。初期は全くと言って良いほど症状はなく、逆に症状が出た時には、それなりに進行してしまっている場合が多いので、元気なうちから定期的に血液検査や尿検査、必要に応じて、レントゲン検査や超音波検査などをお受けになることをおすすめいたします。因みに、以前よりも水を飲む量が増えて来た場合は、慢性腎臓病が疑われますので、ふだんから飲水量の測定をしておくと良いかも知れません。

異物 (竹串)の誤食

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年末に焼き鳥の竹串を誤って食べてしまったと言うことで、ワンちゃんが来院されました。条件が整えば、すぐに内視鏡を使って竹串を取り出す事が多いのですが、最終的にこの患者さんは経過観察をする事になりました(もちろん、消化管穿孔のリスクは少なからずありますので、何かあったらすぐに受診をしていただくという前提です)。年末年始は、竹串も含め、誤飲・誤食がふだんより多く発生します。飼い主の皆様は十分お気を付け下さい。

ミニチュアダックスの椎間板ヘルニア

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先週、急に後ろ足が麻痺して立てなくなったということで来院したミニチュアダックスちゃん。検査で第13胸椎−第1腰椎間の椎間板ヘルニアが強く疑われたため、飛び出した椎間板を取り除き、脊髄の圧迫を取る片側椎弓切除術という手術を行いました。現在、リハビリをしながら経過を見ていますが、まずまず順調そうです。

難治性再発性角膜びらん

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角膜のキズがなかなか治らず、1ヵ月間にわたり左眼を痛がっていたワンちゃんが来院しました。検査により難治性再発性角膜びらん(治ろうとする角膜上皮が下とうまく接着しないため、すぐにはがれてしまう状態。病名は様々な呼び方があります)が疑われました。外科的な介入が必要と判断し、翌日手術を行いました。その後、幸い経過は良好で、3週間後には完治しました。

マンソン裂頭条虫

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先日、おしりから大きな虫が出て来たということで、猫ちゃんが来院されました(写真)。これはマンソン裂頭条虫という消化管内寄生虫で、この辺りではほとんど見かけることはありませんが、カエルやヘビを食べることが原因です。治療は駆虫薬の投与だけです。

ジアルジア症その後

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先日、ご紹介したジアルジア症のワンちゃん。幸いお薬が良く効いてくれたようで、症状は改善しました。ジアルジア抗原検査を再度実施しましたが、こちらも陰性の結果でした。

血小板減少症

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血小板は出血をした時に、血管の損傷部位に速やかに集合して止血をする、血液細胞の一つです。以前から何回か、免疫の異常でこの血小板が壊されてしまい、血液中の血小板数が減ってしまったワンちゃんがいます。先日、定期検診を行ったところ、血小板数は0。確かに、採血した血液は、時間が経ってもなかなか固まりません。いつも、症状が出る前に発見されていますので、幸い、大事には至っていませんが、時と場合によっては、死に至る危険な状態でもあります。早速治療を開始しました。

ジアルジア症

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5ヵ月齢の子犬ちゃん。しばらくの間下痢を繰り返していました。何度が便の検査を行いましたが、特に異常は認められず、原因の特定は出来ていませんでした。一昨日、嘔吐がみられたため夜間救急病院を受診し、血液検査、レントゲン検査、超音波検査を行いましたが、やはり原因は特定出来ません。このような場合でも、寄生虫が原因である可能性は十分ありますので、今回は、便のジアルジア抗原検査を行ったところ陽性反応がでましたので、おそらくこれが原因と思われます。ジアルジアとは腸管内寄生虫の一つです。以前は、よく見かけましたが、近年はだいぶ少なくなった印象があります。駆虫薬を投薬して治療を行います。

肥満細胞腫

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前足の皮膚にしこりを見つけたということで来院したワンちゃん。細胞診で診断は肥満細胞腫という腫瘍でした。その後の追加検査で、リンパ節、肝臓、脾臓への転移が見つかりました。まずは早急に切除手術を実施した後、飼い主様と相談の上、これから抗癌剤治療を開始予定です。肥満細胞腫は、皮膚の腫瘍で時々見つかりますが、ワンちゃんの場合は悪性の場合が多く、早急な外科切除が必要となります。皮膚にしこりを発見したら、なるべく早めに診察をお受け下さい。

胸水貯留による呼吸困難

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呼吸困難のワンちゃん。レントゲン検査で胸水が貯留していることが分かりました。胸水とは胸の中で肺の周りに溜まっている液体のことです。この液体の量が多いと肺が十分に膨らまず、呼吸が苦しくなってきます。胸水の原因は様々ですが、このワンちゃんのように溜まっている量が多い場合は、まずは針を刺してこの液体を吸引除去します。それから原因に対する治療を行います。ちなみにこのワンちゃんは急性膵炎に合併した胸水でした。

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