ホーム>二俣川どうぶつ病院ブログ>2015年2月

2015年2月

猫ちゃん、腸閉塞

2015222105155.JPG

頻繁な嘔吐を主訴に来院した猫ちゃん。検査で小腸内に異物の閉塞が見つかりました。お腹を開けると、2つの異物が別々の部位に閉塞していました。手術で異物を取り出し、その後は経過良好です。動物は食べ物以外の物を誤飲してしまうことがよくあります。周囲にはなるべく余計な物を置かないように注意しましょう。

胆石による総胆管閉塞

201521912533.JPG

慢性嘔吐のワンちゃんの症例。検査で肝酵素上昇、黄疸、肝外胆管拡張、胆石が認められました。試験開腹を行ったところ、やはり胆石が総胆管に閉塞していたため、胆石を摘出しました。術後、黄疸は日ごとに良くなっています。無事、退院できるといいな。

尿管結石、慢性腎臓病

201521862749.JPG

尿管結石に起因した慢性腎臓病の猫ちゃん。両側の尿管に結石が閉塞し、そのままでは亡くなってしまう、そんな時、専門医に尿管ステントという細い管を尿管に設置してもらい命拾いをしました。その後、猫ちゃんの生命力と、飼い主さんの献身的な看護のお陰で、様々な困難を乗り越え、長生きすることができましたが、先日、安らかに天国に旅立ちました。本当に、ご苦労さまでした。そしてありがとう。

異物摂取による嘔吐

2015217193334.JPG

嘔吐の猫ちゃん。レントゲン検査で胃から十二指腸付近に細い針金の様な物が確認されました。飼い主さんのご希望で、まず内視鏡検査を実施しましたが、残念ながらすでに胃の中にはありませんでしたので、お腹を開けて、十二指腸内にひっかかっていた針金を摘出しました。術後の経過は順調です。異物摂取は動物でよく起こる事故なので、気をつけてあげましょう。

子宮蓄膿症

20152165153.JPG

子宮蓄膿症は避妊手術をしていない高齢のワンちゃんでよく見られる病気です。子宮が細菌感染する事によって起こります。残念ながら、飲み薬では治すことは難しく、手術で子宮と卵巣を摘出しなければなりません(写真の症例は、先日手術を行い、取り出した子宮です(苦手な方は見ないで下さい)。開腹した時点で、子宮に小さな穴が開いており、お腹の中に膿が漏れ出ていました。とても良くない状態でした)。このような子宮もしくは卵巣の病気は、若くて元気なうちに、予防的に避妊手術を行う事によって予防することが可能です。

緑内障

201521102840.jpg
緑内障とは、色んな原因により眼球内の圧力が高くなって、痛くて元気や食欲が落ち、最終的には視力を失ってしまうことの多い、とっても厄介な眼の病気です。眼が赤かったり、眼をショボショボさせていたら要注意。一度、診察をお受けになることをオススメします。

猫の消化器型高分化型リンパ腫

リンパ腫(リンパ球のガン)は猫の腫瘍の中では良く見かけるものの一つです。体の色んな場所にできますが、腸にできるものは多いです。その中で比較的悪性度の低く、進行がとても遅い高分化型リンパ腫というタイプがあります。。時々、吐くけど元気があるし食欲もある、時には全くと言って良いほど症状がない。そんな感じなので、飼い主さんもほとんど気にならない。そのうち体重がゆっくり減少していきますが、高齢だからかなと、さらに放置されがちです。仮に病院に連れて来られて、血液検査やレントゲン検査をしても、何も異常が見つからない事も多い、困ったタイプです。けれど、早めに診断でき、治療を開始すれば、平均2年以上は元気で過ごせる事が期待できます(中には病気が消えてくれる事もある?)。ではどうするのか?疑いのある猫ちゃんは腸の生検をし、病理組織検査を行います。手術でお腹を切らなければならないケースもありますが、内視鏡検査で診断できるケースも多いです。気になる症状のある猫ちゃんがいたら、一度ご相談下さい。

眼瞼炎(まぶたの炎症)

201525182831.JPG

上下のまぶたが炎症を起こしているワンちゃん。他の病院でしばらく治療をしていましたが、全然治りません。当院では免疫介在性の眼瞼炎を疑い、免疫抑制療法を実施したところ、幸い、急激によくなりました(残念ながら良くなった後の写真はありませんが)。今も、治療を継続していますが、経過は良好です。

心筋症の猫

先日呼吸困難の猫が来院しました。拡張型心筋症という心臓病が原因でした。胸水、心嚢水が貯留し、ささらに肺水腫もともなっていました。胸水と心嚢水を抜き取り、複数の心臓病のお薬と一緒に利尿剤を使うことで、急速に症状は改善しました。これから飲み薬の治療が必要ですが、一安心です。20152210457.JPG

ページ上部へ